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粘菌飼育

(1)寒天培地を作ります。

作り方
?シャーレ半分程の水に付属の培地用寒天のカプセル1個を開け中身のみを鍋に入れ火にかける。※注意カプセルごと入れないでください
?焦げ付かないようにかき混ぜながら温め煮立ったら40秒位で火を止める。
?少し冷ましたらシャーレ1枚に移します。冷めて固まったら出来上がりです。

(2)菌核を寒天の上に乗せます。

?菌核を冷ました寒天培地の上に置き、水を1滴菌核に垂らして下さい。
?その上に粘菌の餌を置きます、この時動き出すまで固体差が有りますので1〜3日の間乾燥させないように注意してください。
?変形体(黄色)になり移動したら、菌核の紙を取り除いてください。

(3)粘菌の世話をする。

?毎日少量の粘菌の餌を変形体の上や周りに置いて下さい。 (白キャップ)

?食べ残しや粘菌の排泄物(粘菌の移動した後に出来る白い物)をティッシュ等できれいに拭き取って下さい。
?乾燥させない様に適度に霧吹きなどで水分を与えてください。水道水で大丈夫です。

(4)新しいシャーレに移す。

?寒天培地の環境が悪化してきたら残りのシャーレに寒天培地を作り寒天培地ごと粘菌の一部を切り取り新しいシャーレに移してください。新しいシャーレに粘菌が移ったら古い寒天培地を取り除いてください。

注意事項

(1)乾燥させない事(※1)
(2)長時間光に当てない事(※2)
(3)シャーレ内を清潔に保つ事(※3)
(4)高温(30度以上)低温(15度以下)での飼育をしない事(※4)
(5)タバコ等の有害物質にさらさない事(※5)

(※1)水分が不足すると細胞壁のない変形体はすぐに乾燥してしまいます。
(※2)フィザルム変形体は長時間光に当てると子実体を形成する事が ありますので観察時以外は暗室中で飼育してください。
(※3)食べ残しや粘菌の排泄物(粘菌の移動した後に残る白い物)にカビが発生したり腐敗して環境が悪化すると死んでしまいます。 寒天培地は時期にもよりますが1ヶ月に一度は交換してください、1週間に一度の交換をお勧めします。
(※4)粘菌も生き物ですので、高温・低温時には粘菌の生命力が落ちますので真夏の高温や真冬の低温時にはご注意ください。適温は25度前後です。
(※5)空気については特別注意する事はありませんが、タバコの煙等の有害物質は避けてください。過度なエアコンにもご注意ください。
ここまで書きましたがフィザルムは飼育に適した強い固体ですので注意事項さえ守れば飼育は簡単です。

保障について

菌核の休眠状態からの覚醒率は90%以上ですが、100%ではないので2枚、保険で1枚で計3枚付属してありますが、覚醒しない場合は商品ご購入から10日以内であれば1度だけ菌核のみ保障させて頂きます。その他の保障または苦情は一切請け付けませんのでご了承ください。
注意この商品のバイオハザードマーク等は商品のデザインです、人体に害はありませんが食べないでください。

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